【リガヤの視点】Vol.1「経営に近道はない」
「一攫千金を狙っています!」「一か八かの勝負をします!」ということを真面目な顔をしていっている経営者を見かけます。でも、それは「野心」であって、「志」ではなく「経営理念」でもありません。ホリエモンのように「時価総額世界一を目指す!」というのも全く同じです。松下幸之助さんは『実践経営哲学』(1978年)の中で、「事業経営において一番根本になるのは正しい経営理念である」といっています。理念なき経営をまるでギャンブルのように行っている経営者を見ると非常に心配になってきます。
稲盛和夫さんは「経営に近道ない」ということをいっています。明後日を見る必要はない。今日・明日を一生懸命生きていく。「地味な一歩一歩の延長に偉大なことが成し遂げられる」ということです。イチロー選手も、「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一の道」(2004年年間最多安打達成時のコメント)といっています。
前向きな経営者ほど「明後日」をみてしまうもの。でも、大切なことは、正しい経営理念のもと、今日やらなければならないことを一生懸命やることなのです。

