2008年08月号

【リガヤの視点】Vol.10「徳(とく)は孤(こ)ならず、必ず隣(りん)あり」

経営者は孤独だといわれます。実際に経営者となってみて、その意味が痛いほど分かります。人に相談できないような悩みも抱えます。思い切って打ち明けたら猛反発を食らうこともあります。正しいと思って発言したことが、全否定されることもあります。それでも経営者は会社という大きな船を舵取りしなければなりません。
 こんな時に、私は論語のこの言葉を思い出します。「徳は孤ならず、必ず隣あり」。徳の備わった人は決して孤立無援になることはなく、必ずあなたの隣には同じ考えの人が現れ助けてくれるはずだ、という意味です。自分が正しいと確信していること、それ以外に正しい道はないと思っていることは、「どうしよう?」と悩まずに、自信を持って突き進むべきです。
但し、論語には「徳ある者、必ず言(げん)あり」という言葉もあり、徳の高い人は必ず言がなければなりません。つまり、自分の考えや行動について、社員や社会に賛同を求め、その輪を大きくしていかなければなりません。
大切なことは「正しいこと」を行うことです。そして、それを徹頭徹尾貫く行動力です。

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